XPERIA 向けIce Cream Sandwich(ICS) β


XPERIA 向けIce Cream Sandwich(ICS)のβ版がリリースされました。
公式にはarcは対象外らしいのですが、動きました。
http://blogs.sonymobile.com/wp/2012/02/23/android-ice-cream-sandwich-beta-rom-available-for-unlocked-2011-xperia-smartphone-models/

α版は、FXP版はGSMが使えず、公式版は初期はGSMデータは出来たけどバグバグでリブート多発だったりで、常用は難しいかな?という感じだったのですが、今回のはざっくり触ってみたところいい感じです。しばらくこれで使ってみます。

以下、自分メモ。試してみる方は自己責任で。以下を読んで意味がわからない箇所がある場合や足りないものがある場合は試さないほうがいいと思います。
少なくとも、これがサクっと出来る環境にないとダメだった場合戻せないと思いますし。

まずは必要なもの。

◯Flashtool
◯android sdk
の2点がインストールされているPCと
◯BLアンロック済みの端末
が必要です。


以下、ざっくりだけど作業手順。自分で戻せない人はやらないこと。
1.
4.0.2.A.0.42が必要なので、こちらはXDAあたりから落としてくる。

2.
上のβ版リリースのページからDownload the Ice Cream Sandwich beta ROM for Xperia? arc Sをダウンロード。

3.
XDAのHow to get ROOT,WIFI+BT, CWM Recovery, Face unclock + Gapps for ICS BETAスレッド
を参考にして、root化ファイルとwifi/BT有効化とマーケット類が入ってるgappsを落とす。

4.
XDAからDooMKernelを落とす。
(CWMが欲しいだけなので、他のカーネルでも構いません)

5.
「3.」で落としたZIP群をarcのSDの任意のフォルダにコピーする。

6.
Flashtoolで「1.」の4.0.2.A.0.42を焼く。

7.
「2.」で落としたXperia_arcS_ICS_beta.zipを解凍して、出てきたboot.img,system,img,userdata.imgをandroid-skdのtoolsフォルダにコピーする。
(任意のフォルダに置いて、フルパス指定でも可。面倒なので自分はtoolsフォルダにおいて作業してますw)

8.
一旦arcの電源を切って、fastboot modeに入る。

9.
fastboot flash boot boot.img
fastboot flash userdata userdata.img
fastboot flash system system.img

10.
素のままで使う人はこれでお終い。電源入れて思う存分弄る。
以下はroot化とかwifi有効化とかマーケット等のgoogleアプリインストールだが、この時点ではgoogleアカウントにすらログインできないので、実は以下の作業もほぼ必須。

11.
CWMが入ってるカーネルをandroid sdkのtoolsフォルダにコピーする。
(なんか頭がわるいことやってる気がするけど、フルパス指定間だと違う人なので気にしないw)

12.
Fastboot boot boot.imgすると「11.」カーネルで立ち上がるのでリカバリを起動する。
(ボリューム下げ連打とか)

13.SDに入れてあったZIP群をそれぞれ焼く。

14.終わったら電源落として再起動。

15.お終い。

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