XPERIA GX(SO-04D) 7.0.D.1.130 root化と154Mod導入(2)


今回は本体通電中に電池を外す必要があるので、SDカードの破損や最悪の場合文鎮化する可能性があります。自己責任で作業できる方以外は手を出さない方が良いとおもいます。

arc時代に、フリーズしてしまって電池を外したところ、SDが破損してしまった経験が一度ならずあるので、決して可能性は低くないと思います。石橋を叩いて叩いて叩いたツモリで渡っても、壊れるときは壊れます。

ということで、導入手順。
まず始めに電池残量が50%以上はあることを確認してください。ClockworkMod Recoveryは画面を表示しているだけでも結構電池を食うので、ROM焼き中に電池が切れると悲惨です。

次に現在の環境を確認。
トラブル発生時に状況把握するために作業前の環境確認は重要です。どこかにメモって置くと安心です。

本体はXPERIA GX(SO-04D)
ビルド番号は7.0.D.1.117
root化済み。154Mod適用済み
ClockworkMod Recovery(以下CWM)導入済み。

FlashToolはVersion 0.9.8.0
(arcの頃からの経験で、FlashToolは新しいものほどいいという訳では無いみたいですね。自分で試して使えた実績があれば、ホイホイ乗り換えないほうが幸せだったりします。)

準備するファイルは4つ。全て154さん謹製です。
某所の該当スレに必要なファイルのリンクがあります。
探せない人は諦めてください。

ROM本体→SO-04D_7.0.D.1.130_rooted_CWM_deodexed.zip
(GXのSDの任意の場所に置いておきます)

カーネルとベースバンド→SO-04D_7.0.D.1.130_kernel_baseband.ftf
(Flashtoolをインストールしたフォルダ配下のfirmwaresフォルダに置きます。)

Mod適用のための事前準備用ZIP→Prepare_GXMod.zip
(GXのSDの任意の場所に置いておきます)

Mod本体のZIP→GXModv2a.zip
(GXのSDの任意の場所に置いておきます)

そして、作業を行う前にCWMでのバックアップを強く推奨。
今回の手順では電池を外す必要があるので、特に重要です。
出来れば、別のSDなり、PCにコピって置くくらいの慎重さがあってもいいかもしれません。
7.0.D.117のftfとroot化ツール類もあると安心。

更にもう一つ。電池を外す回数を減らすため、GXからソフトリセット(再起動)出来るアプリを探して、手順途中でDL出来るように準備しておくこと。
自分は課金済みのTitanium Bakcup Proのソフトリセット機能を使っています。

全て準備が整ったら、もう一度確認。何が起こっても自己責任であることをお忘れなく。

以下、作業手順です。

手順その壱
GXを再起動させて、Vol DOWNボタン連打でCWMを起動する。

手順その弐
CWMが起動したら
install zip from sdcard→choose zip from xternal sdcard(sdcard)
で、SO-04D_7.0.D.1.130_rooted_CWM_deodexed.zipを選択してインストールする。

手順その参
インストールが終わったら、現在の環境を引き継がずに初期化して使いたい場合のみフルワイプする。(ワイプ無しでも動きましたが、フルワイプした方がいいと思います)
wipe data/factory reset、wipe cache partition、wipe dalvik cache

手順その四
電源を切るため電池を抜く。
日頃の行いが悪いと壊れます。

手順その五
PCでFlashtoolを起動して、Flashmodeを選択。
Select a Firmwareから
SO-04D 7.0.D.1.130を選択し、Exclude Fotaにチェックを入れる。
(kernelとbasebandのみを焼くため)
チェックを入れたらOKをクリック。
「バックボタンを押しながらUSBケーブルを繋げ」と指示されるが、GXの場合はVol Downボタンを押しながらUSBケーブルを繋ぐ。

手順その六
カーネルとベースバンドを焼き終わったら、USBケーブルを外す。
Rootedのみで、Mod適用が必要ない場合これでおしまい。
フルワイプした場合はandroidの初期設定画面が表示されれば無事成功。

手順その七
androidの初期設定、docomoの初期設定が終わったら、安定するまで数分待つ。
androidのバックアップ機能を使用している場合、アプリのダウンロードとインストールが自動で行われるので結構な時間がかかる場合があります。

手順その八
ソフトリセット機能があるアプリをダウンロードする。

手順その九
GXを再起動させて、Vol Downボタン連打でCWMを起動する。

手順その壱拾
install zip from sdcard→choose zip from extarnal sdcard(sdcard)
でPrepare_GXMod.zipを選択してインストール。

手順その壱拾壱
CWMの初期画面まで戻り、reboot system nowで再起動する。

手順その壱拾弐
再起動後立ち上がったら、最後の再起動……と思ったら、電源ボタンを押しても電源を切る項目が出てこなくて焦る。
が、慌てず騒がず、手順その八でインストールしておいたソフトリセット機能があるアプリで再起動する。
(電池を抜いてもOKですが、出来るだけリスクを減らしたいのでソフトリセット推奨です)

手順その壱拾弐
install zip from sdcard→choose zip from extarnal sdcard(sdcard)
でGXModv2a.zipを選択してインストール。
aroma installerで自分の必要な項目にチェックを入れて選択できます。
が、この画面が曲者でスクロール時にフリーズすることがあります。
チェックマーク付近をタッチしてスクロールするとNGになる場合が多いような気がします。
フリーズしてしまった場合は電池を抜いて、もう一度CWMからGXModv2a.zipを選択するところからやり直しです。

手順その壱拾参
インストールが終わったらCWMの初期画面まで戻り、reboot system nowで再起動する。
無事に立ち上がったらおしまいです。

スムーズに行くと全部で20分以内で終わると思います。

最後になってしまいましたが、154さんに感謝。
rootedもですが、Modの項目を自分で個々に適用すると一日仕事になってしまうと思うのですが、こんなにお手軽に出来るのは本当に有難いです。

というわけで.130rootedと154Modの適用手順はおしまい。

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